ヒアルロン酸のアレルギー

ヒアルロン酸は、ほうれい線やしわなど、皮膚の陥没した部分に注入したり、鼻筋に注入して鼻を高く見せたり、バストに注入したりと、美容の分野で多く使われているものです。また、1gで6リットルの水分を維持することができるという保湿力から、化粧品の保湿成分としても広く使われています。
もともと人体に含まれている成分ですが、ごく稀にアレルギーを起こすことがあると言われています。その頻度は、2,000人から3,000人に1人とされています。症状としては、異常な赤みや腫れ、熱感などです。このような場合は、内服薬や点滴で治療する必要があります。また、注入したヒアルロン酸は、分解注射で溶かす処置をします。
ただし、注意をしたいのが最近よくあるスーパーヒアルロン酸と呼ばれるタイプのものです。これは、普通の状態であれば体内に注入しても吸収されて半年くらいしか持続効果がないヒアルロン酸に、いろいろと添加物を加えることによってより長く持続するよう改良したものです。美容外科などで、持続効果が長い、と謳われているようですが、添加物が入っている分、アレルギーを起こす危険性も高くなりますので、注意が必要です。